野口医院
2017-3-3

3月のレコードギャラリー(ズ‐ト・シムズ)




22歳でウディ・ハーマン楽団に参加して、レコーディング・キャリアをスタートさせています。楽団ではセカンド・ハードの看板サックス・セクションとしてスタン・ゲッツなどと「フォー・ブラザース」の一翼を担っていました。退団後、アル・コーンとのコンビで多くのアルバムを録音するとともに、プレスティッジ、リヴァーサイドなど、数多くのレーベルにリーダーアルバムを残している。また、75年以降は85年に亡くなるまで、ノーマン・グランツのパブロに多くの作品を吹きこんでいます。

彼の即興には光るフレーズとか意外な展開とか、即興自体の切れ味で勝負するのではなく、即興が連続して全体として生み出される乗りに聴く人を巻き込んでいくように思います。彼のサックスはブローすることは少なく、腹八分目という感じで余裕をもって軽く吹き流しているようです。サックスの「匠」と呼びたいほど、知りうる限り凡作・駄作が少ないと考えます。
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