野口医院
2017-1-12

1月のレコードギャラリー(チェット・ベイカー)




【チェット・ベイカーの人生に想うこと】

チェット・ベイカーは、あるインタビューで自己の余命をあと5年と答え、人間の死を冷たく笑うかのように生に執着をもたず、人間性のやさしさと駄目さ具合を代弁し自分の音楽を語っていました。しかしなぜか、出てくる音はJazzを感じてしまうのは私だけでしょうか。

前歯を失い入れ歯による奏法を確立し立ち直ったというエピソードもあります。この間には生活保護を受け、ガソリンスタンドで働いていたとか。度重なる逮捕、拘留生活、療養所等々不運の境遇下におかれても自分の信念の生き方を変えない異論はあるにしろ考えれば本当に凄いことだと思います。

1988年5月13日、オランダのアムステルダムのホテルの窓から転落死。享年58歳。事故死とも自殺とも他殺とも言われますが。彼の遺体はトランペットとともに 路上で発見されとか。悲運のトランペッタ‐の人生最後は、彼らしい幕引きのやり方なのかも知れませんね。
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